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2月 02, 2016

ローソク足について:その1 - トレンドを把握するいたって簡単な方法

(これは自己流でトレード分析してきた研究結果みたいなもんです。何か参考になればいいですが、あまり鵜呑みにしないでね。)



自分のトレードでは重要な基準にローソク足があります。

チャートの流れを読むためには何らかの基準が必要ですが、それを何に求めるかは人それぞれです。よくあるのはインジケーターですね。大抵の人が勝つためのより良い基準を模索して長旅に出ます(そして9割が帰ってこない)。でも「青い鳥」の話じゃないですが大事なものは結局目の前にあったりします。


ローソク足は日本が発明した世界最古のインジケーター。(昔の日本は世界屈指の投資先進国だったんですよね・・)
そして今でも日本人トレーダーの9割はおそらく使っていると思われますが、あるのが当たり前すぎて漫然と見ている人も多いと思われます。ローソク足がついてるのをチャートというんだと無意識に思い込んでるかもしれません。
しかしその昔はローソク足を見るにも手書きで一つ一つ書いたわけで(違う時間足を見たいならまた別に書く!)、手間と時間がかかる根気のいる表示方法だったわけですよ。
それを今はいつでも簡単にクリック一つで見れるのに、逆に視野の外にある。それを中心に意識したトレードはあまり見かけません。(サポレジはその延長かもしれませんが)せいぜいが酒田五法など形状パターンを見るくらい。

なのでここではローソク足に関して自分なりのとらえ方、使い方を書きたいと思います。

自分のトレードは基本的にはサポレジを使ったライントレードなので、ローソク足の見方もその辺と密接に関係してます。


まずはトレンドの簡単な見方です。

これはアホらしいほど簡単な話なんですが、未だに誰かがこういうことについて書いているのを見たことがないのであえて書きます。(ちなみに自分は普通にトレンドの把握に使ってます)

本来はサポレジやダウなども加味して考えるべきなんですが、分かりやすくそういうのは無視してローソク足だけを見ていきます。


例として最近(1/26~27あたり)のドル円15分足の画像です。




上昇と下落(黄色枠内)が見て取れます。

おまけでもう一枚、その直後のトレンド。





1/27の後半。ダブルボトムの後、再度上昇してます。


さて今3つの上昇下落の画像を出しましたが、これらの流れを作るローソク足について共通して言えることは何かわかりますでしょうか?



答えは

「トレンド(上昇下落)が終わるまで一度も直近のローソク足を”実線で””明確に”割り込んでいない」

です。



こう言い切るとちょっと語弊がありますね(笑)

まずコマ足や同時線、はらみ足は直前のローソクに含めて考えます(ないものとして考えるのでもいい)。

また微妙にローソクを割り込んでいる箇所がありますが、微妙な割り込みの場合は次のローソク足で戻したらこれも考えないものとします。


以下の画像はトレンド中戻りがあったところの直近ローソク足の先端を赤ラインで示してあります。





最初の上昇では途中までローソク足下限(赤ライン)を割り込むことなく進みますが、後半になるとちょっとややこしい動きになります。上髭の長いコマ足とはらみ足が出たあと戻りが来ます。先程言ったようにコマ足やはらみ足は含めて考えるようにすると一つ前の陽線下限が最終ラインになります。戻りはこのラインぎりぎりで反発してます。

そしてまた少し上値を伸ばした後、次の戻りでついにローソク足を明確に割り込んできます。これが最初の兆候となり、高値更新が止まりその後もみ合いが始まります。


下落に入ると最初の戻りでコマ足が僅かに上抜けていますが次の足で押し戻されています。ただここはまだもみ合いの範疇で下方ブレイクは次の下落からですので、あまり考えることもないかもしれません。その後は2度ほどローソク上限まで戻りが来ますが、割り込むことなく底値まで到達します。






その次の上昇についても天井までローソクを割り込むことなく上がっているのがわかります。天井付近で初めて明確に下抜けたローソクが出た後、ダブルトップを作り下落に転じてます。


どのトレンドも結局ローソク足の明確な割り込みがあるまで流れが継続していることがわかると思います。



ただこれらの画像、当たり前ですが都合のいいチャートを選んでます(笑)

このチャートを下位足(5分や1分足)で見たら途中で何度もローソクを割り込んでいるはずです。要するに見るべき時間足が重要で、今回はたまたま15分足ばかりですが、トレンドによって1分足の時もあれば日足の時もあります。

また途中でローソク足を割り込んでしまい上位時間足に切り替える時もあります(トレンドが長引いた場合に多い)。

ただ上位足ならいいというわけではなく、ローソク足を割り込まないギリギリの(トレンドが意識している)時間足を見ます。たいていのトレンドにはそういう時間足が存在します。これはトレンドには時間の変わり目を意識したある種のリズムがあるからだと思います。







駄目押しでもう一枚です。

こちらはドル円月足。言わずと知れたアベノミクス相場です。こちらは月足レベルで同じことが言えます。下から2本目の赤ラインではコマ足で僅かに抜けたところがありますが、次の足で戻しています。それ以外は現在まで割り込むことなく続いています。ここ最近は高値でもみ合っていて、先月はついに割り込むかと思いましたが結局長い下ヒゲで終わりました。今の所この上昇トレンドはまだ続いていると言えます。(現状はもみ合っていますが)

次に左側の長い下落トレンドの方を見るとこちらは何度もローソクを割り込んでいるのがわかります。これは月足なのでMT4ではこれ以上の時間足は表示できませんが、仮に5ヶ月足や3ヶ月足などがあれば同じようにローソクを基準に見ることができると思います。




うまく説明できずやたら長くなってしまいましたが、言ってることは簡単なことだと思います。

これらのことを基準にトレンドを見たばあい分かること利用できることが幾つかあります。

それまでローソク足を実線で割り込んでいない時間足を見ることで、

1:その時間足では基本的にトレンドが終わるまでローソク足を割り込まない。

2:ローソクの割り込みがトレンド終了の最初の兆候になる。(反転するとは限りませんが。もみ合った後再度トレンドが継続する場合もあります。)

3:トレンド途中の戻りの許容ラインは直近のローソク先端、押し目買いを待っているならローソク先端に近づいて且つ割り込まないのを確認してからにすると効率いい。

3:ポジションを持っているならローソクを割り込むまでホールドしてるのが効率いい。

4:ローソク足の区切りとサポレジは密接な関係がある。(ローソク足の始値終値がサポレジになっていることは非常に多い)

5:相場は思っている以上に時間の変わり目を意識している。




etc...


イマイチまとまりませんが(笑)とりあえずこんなとこで。

ローソク足についてはまた書きたいと思います。


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5月 17, 2015

トレードでの適者生存とネオテニー


「最も強いものが生き残るのではなく
最も賢いものが生き延びるのでもない
唯一生き残ることが出来るのは
変化に対応できるものである」

ダーウィンが進化論の中で言ったといわれる言葉ですね。
一般では覚えてる方は少ないかもしれませんが、トレーダーなら知らない人はまずいないと思われる(笑)名格言の一つです。

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2月 01, 2015

FXCMが口座維持費と年間口座管理費の徴収を発表→速攻撤廃


慌ただしいですね、FXCMのドタバタ感がなんとも(笑)
FXCMはスイスショックにより莫大な負債が発生し、株価が一瞬で98%の暴落、あっという間に倒産の危機に直面した直後にルーケイディア・ナショナルの救済提案が飛び込み、九死に一生を得る、というまるでジェットコースターのような展開はたった2日間くらいの出来事でした。
このときはホントにAlpariに続いてまた一つ最大手が潰れるのかと思いました。

口座維持費徴収のメールが来ててなんとか立て直そうとしてる様子が窺えましたが、昨日速攻で維持費撤廃のメールが再び届いてました(笑)
相当文句があったんでしょうねえ、まあ負債をユーザーに世話背負わせるようなことは良くないですよね。
ただし年間口座管理費のほうは一年間一度も取引のなかった口座に対して徴収するようです。
この撤回分がスプレッドに上乗せされることだけは無いようお願いしたいです。
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1月 31, 2015

cTrader(ThinkForex)は裁量トレードに使えるか?


MT4に取って代わると噂だけはよく聞く最新ツールcTraderを使ってみました。pepperstoneのときには使ってなかったので、ThinkForexへ口座を作りました。
MT4はもうかれこれ10年は前のソフトです。ほとんどろくな変化もなくカビの生えたようなシステムが10年も生き残り、一市場を独占し、愛用され続けているって他に例がないんじゃないでしょうか。

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1月 16, 2015

MT4にこだわる証券会社探し、その後

今日のスイス中銀によるユーロスイス1.20上限撤廃の瞬間に起きた暴落(というか相場壊れた)は凄まじいものでしたねぇ。
記念に画像残しときます。
ユロスイ15分足暴落の瞬間です。もうチャートですらない、なにこれ(笑)
瞬間的に1.20から0.8台まで落ちたようです。ドル円で言えば40円落ち。長年やってる人でもこんな相場は見たことないと思います。 70年代じゃないんだから・・1.20上限を発表したときもそうですけどスイス中銀は人を殺すのもいとわない(マジで明日は世界各地で電車が止まる)、ちょっとキ印入ってます。すでに被害がいろいろ報告されてますけど、フランがらみは軒並み暴落してますから広範囲に被害が広がってると思います。つぶれる会社も出てきそう。

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1月 10, 2015

ドル円長期トレンドを考えてみた


めずらしく相場分析のはなしですが、年明けということもあってドル円の長期トレンドについてです。
1月早々いきなり変化の兆しが起きてますね。
昨日1/9の雇用統計のぶん回しでそれまで地味に耐えてたトレンドラインを日足ベースでほぼ割り込んできました。

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11月 23, 2014

バンドワゴン効果


バンドワゴン効果とは楽隊がワゴンに乗って街を練り歩くと浮かれた群衆が集まってくることから、流行に乗る、時流に乗ることを意味します。
しかしトレードでのバンドワゴン効果は、坂がどんどん急勾配になっていくのに浮かれた群衆がワゴンを押し続けるため、もうこれ以上進めないというところでワゴンが逆走、群衆を轢き潰して坂を転げ落ちます。ワゴンが止まるのは群衆の屍の山で動かなくなるときです。

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11月 16, 2014

pepperstone難民、漂流中


Pepperstoneのサービス停止が間近となり、Alpari Japanに口座を作りひと月ほど使ってみたんですが、まあこんなに違うとは思いませんでした(笑)

久しぶりの国内業者だったんですが、カクカクカクカク、明らかにレートがまともに送られてないのが分かります。ボラが高くなってくると数秒間の停止は当たり前、その後それを取り戻すようにクイックにチャートが動く。ポジション持ってるときは思わず声だして突っ込んでしまいます。隣でpepperstoneがスルスル動いとるというのにこの違いはなんなんでしょう?
よくこれでEAなどと言えたもので(笑) 自分はEAは使いませんが、短期EAはとてもじゃないが無理でしょ。
国内に進出してる海外業者が適当なのか、国内MT4がなんかの理由でダメなのか、他はよく知りませんが、早くももう国内MT4を使う気は失せました。

ということで、今度はまた海外業者を物色。とりあえずFXDD Maltaに口座を作ってみました。チャートだけMT4を見て評判の良さそうな国内業者で注文することも考えましたが、やはり一手間掛かるのと、パソコンのスペックも厳しくなってくるのであまり気が進みません。あとは金融庁の横やりが入らないことを願うばかり。

FXDDは証拠金維持率が100%越えるとロスカットになります。これはAlpariもそうだったんですが、このロスカットには好感を持ってます。
個人的に元資金を割ったらトレードは敗北決定だと思ってます。それ以降はやればやるほど損失が増えるだけで、資金が尽きるまで続けるのは無意味です。
あとこれは最後のセーフティネットですから、何か予想外の事件が起こったときに再起できるくらいの資金は残るというのは正しいと思います。
なのでロスカットは100%で十分、何気に良心的だと思います。
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11月 04, 2014

Myfxbookでリスクリワードやプロフィットファクターをチェック

Myfxbook(https://www.myfxbook.com/)はトレードのポータルサイトですが、MT4上で行った取引履歴を参照して様々な統計を表示してくれるサービスがあります。リスクリワードとかプロフィットファクターとかを自動で表示してくれるサービスってあまり聞きませんが、Myfxbookに登録しておくことでこれらをチェックすることができます。

リスクリワードは平均利益÷平均損失(損益率)、プロフィットファクターは総利益÷総損失で利益率のことです。1.0以上であれば収益がプラスということです。
自分がどういうペースでトレードをしているか、安定した運用になっているか測るのに便利な指数です。
裁量トレードは一定のラインにプロフィットファクターを維持し続けることが重要だと思っています。
単に高ければいいというわけではなく、あくまで持続性が重要。


MyfxbookはEAを使ってMT4とリンクさせます。
リンクしたMT4から定期的に履歴情報を収集することで統計表示してくれます。

Myfxbookのアカウントページ中段にある統計画面の一部です。機能がありすぎでほとんど分かっていませんが、右上にプロフィットファクターが表示されてます。左側には平均利益と平均損失があるので割ればリスクリワードが出ます。
日本語表示もちょっと変ですが対応してます。


Profitabilityのバーにカーソルを合わせると勝率が表示されます。


 デフォルトでは過去の全トレードに対する統計ですが、 ページ上部右側にあるCustom Analysisから期間指定が出来るので直近1週間の統計や1ヶ月ごとの統計も調べることが出来ます。


 日本語切り替えはページの最下段。ヘルプに設定方法などありますが日本語解説もたくさんありますのでややこしいですが特に問題はないかと。 EAを普段使わない人はMT4のツールメニューのオプションからエキスパートアドバイザーのチェック、履歴を取り込むので口座履歴の表示を全履歴にしないと接続が完了しないのは注意。

本来システムトレーダーがEAの検証のためによく使うようですが、便利なサイトですので裁量トレードでも使わない手はありません。

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10月 13, 2014

Pepperstone終了、さてどうするか?


長らく愛用していたPepperstoneが日本在住の顧客サービスを12月末で終了するということで、移転先をいろいろ模索しておりました。
他の海外業者を物色してみたんですが、いろいろ問題は複雑です。

まず今回の決定は日本の金融庁とオーストラリアのASICとの取り決めから来ているので、ASICから認可を受けてる業者(オーストラリアの業者)は遅かれ早かれ右へ倣えになる可能性があります。(Axitraderはすでに日本へのサービスを中止している)
また他の国もこの先日本人締め出しがないかどうかわかりません。

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10月 10, 2014

10月 05, 2014

トレードがどういうものか人に説明するときはいつも悩む


人にこちらからトレードの話をすることはほとんどないんですが(向こうも聞く気はないと思うので)、いざ話を振られると何をどう話せばいいのか分からなくなります。あれこれ考えた末に話はどんどん抽象的になり、挙句にたとえ話を始めます。結局会話は噛み合わず、妙な敗北感を味わって終わるのが常です。
名著と言われるトレードの本を読んでもたとえ話は満載で、まるで禅問答のような内容です。実戦を体験してもイメージを掴むことは難しい世界なので結局こうなるしかないんですね。自転車の乗り方を言葉で説明してるようなものです。

投資に対する偏見というか歪んだ見方も相変わらずで。「月収100万!」とか「1年で1億稼ぐ!」とかどうしようもない広告や本が世の中に溢れていて、テレビはまるで見せ物のように荒稼ぎした投資家ばかり紹介し、「投資はギャンブル」という言葉が半ば諺と化して真理のように定着してる、これもしょうがないと思うんですけどね。証券会社すらカモが増えればそれでいいと言わんばかりの商売をしている。
これではまともな会話を期待するほうが野暮です。

逆に今の安倍政権が景気回復のため眠っているタンス預金を投資に回わすようにといろんなことやってますけど(一説には全通貨の87%が(個人企業含め)タンスに眠ってるらしい)、投資の土台もなく投資教育のトの字もしない国でそんな事したら外資に丸呑みされるのがおちですよね。
投資教育と言うと笑うかもしれませんが、欧米では普通に中学高校の授業で投資について教えます。実技(実際に自腹切って株式市場を体験する)をやるところもあるそうです。
ちょっと考えてみると資本主義社会の根幹を成すシステムを生涯にわたって全く教えない国って、これも変な話だと思いませんか?資本主義に関してさえまともに教えてもらった記憶がありません。

ちなみに日本人は投資をしない上に寄付をしないことでも世界有数だったりします。
アメリカは一人当たり年間10万前後の寄付をするらしいですが日本人の平均は数千円です。東日本大震災のときでさえ泣けてくるような金額でした。
タンスに眠るわけですよね。これはもうただ単に金に執着心が強いだけの国なのかもしれませんね。

まあトレードとあんまり関係ない話になってしまいました。
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9月 23, 2014

裁量トレード必須のツール「Forex Tester」

Forex Testerはあまり表に出ないどっか地味な存在ですが実際かなりの人が使ってると思われるFXの裁量専用バックテストソフトです。
トレードの勉強に一つしか選べないとしたら自分は間違いなくこれ。


このソフトは過去のデータをもとにしてリアルトレード環境に限りなく近い状態をシュミレートしてくれるものです。MT4に似せて作られていて(操作はいろいろ違うが)各種インディケータはもちろん、異なる時間足の同時表示、異なる通貨ペアの同時表示ができるので実際にやっている環境をほぼ再現できます。(データの荒さで無料から有料まで3種類あって無料データだと1分足の動きはキツい)過去データは2001年からあるので14年分の過去の動きが再現できます。

Forex Testerの画面。過去14年分のチャートを動かせます。

キモはチャートの再生スピードの変更が出来る事で、ビデオのように2倍速3倍速で数ヶ月分のトレードを1日で練習、検証できたりします。
左から再生停止ボタン、スピード可変スライダー、基準データ時間変更、手動ボタン

いろんな使い方が出来ると思いますが、自分はある程度スピードを速めてショートカット(Ctrl+Bでロング、Ctrl+Sでショート、F5で決済)を使いながらひたすら練習します。
手法の研究はもちろんですが、ひたすら繰り返す事でトレードの感覚を磨くことに非常に役立ちます。
普段はマルチモニターでMT4の隣に表示していて、土日はもちろんトレード中もことあるごとにこいつを動かし、自分のコンディションを調えてます。特に月曜日は2日間の間が空くので変なプレッシャーが出ます、そういうときも妙な事をしでかさないようこれでシュミレーションし続けます。
もう5年以上、擦り切れるまで使ってます(擦り切れませんが)。

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9月 25, 2012

Parallels+Windows8+MT4でMacBook Airをトレードマシン仕様に

Parallels Desktop for Mac はMac上でWindowsや他のOSを使えるようにする仮想化ソフトです。このソフトを使ってMacBook AirにWindows8のプレビュー版を入れ、その上で複数のMT4を動かしてみました。


Lion上の仮想マシンから3つのMT4を起動している状態。仮想マシンの動作はなかなか軽快でキビキビしています。MT4は名前を変えるだけでいくつでもインストールできます。


Parallels DesktopWinのアプリもMacのUI上で表示できるので、複数入れたMT4をフルスクリーン表示にすると左右スワイプで一つのMT4から別のMT4へとスムーズに移動でき、チャートをたくさん見るには便利です。マルチモニタとまではいきませんが限られた表示画面とディスク容量の中ではかなりいいかんじです。


MacBook Air 11inchでのチャート表示。狭い画面は仕方ないのでいろいろ工夫してがんばります。




Windows8に関しては軽量ということで試してみたんですが、なんと10.32GBしかありません。いろいろ悪い評判もありますが仮想マシンには最適なOSかもしれません。



















ちなみにParallels DesktopにはWindowsOSを新たに用意しなくても、手持ちのWinPCからまるごとWindows環境を移行できる便利な機能が標準で付いてます。(Parallels Desktop 移行ガイド - ラネクシー
最初はこれを使ってWindows VistaをMT4ごと移行してみたのですが、移行した後でWindowsの新規ライセンスが別に必要ということに気がつき、それなら軽量なWindows8でということで上記のようになったのですが、このとき使ったVistaのディスク容量が50GBくらい。いろいろ無駄なものが入ってたかもしれませんが、Windows8がどれほど軽いかよく分かります。



Windows8の操作はまるで迷路を彷徨うかのようなので、この辺でも見てざっくり覚えます。






Parallels+Windows8+MT4を入れた後のディスク空き容量。全く問題なし。

メモリは4GB入ってるんですが、ブラウザ等余計なものを立ち上げるとさすがに少し厳しくなってきます。


ちなみにMT4のメモリ使用。さすがのメタトレーダー、3つ合わせても33MB。



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6月 22, 2012

なにやら続々出てくるMac対応を謳うネイティブMT4


playOnMacを使ってMacにMT4を入れたばかりですが、ここのとこ海外のMT4プラットフォームでMac対応MT4を出すところがでてきてます。

Vantage FX
http://www.vantagefx.com/meta-trader-4-for-mac

GO Markets
http://www.gomarketsaus.com/trading-platforms/metatrader4/metatrader-4-for-mac/

自分が唯一持ってる海外口座のpepperstoneでも「Macも可能、詳細はメールで」と書いてあって、詳細を問い合わせてます。
EAにも対応。
ひょっとしてフルスクリーンにも対応できる完璧な環境がMacで実現する?
とりあえず公開してる会社の口座はどちらも持ってないのでVantage FXのデモ口座で試してみました。




デモ口座を申請してダウンロードするとこんなアイコンが。



ダブルクリックして解凍。MT4Macをアプリケーションにコピー。
アプリ容量は252MB。
そして起動させてみると・・・




???・・
なんか見覚えのあるメニューバーが・・・
なんのことはないplayOnMacと同じwine上で動かしてるだけでした。文字化けも治ってません。
アプリの中をのぞくと



全く同じ。
ただ「EAによる取引にも対応」とはっきり書いてあるので、wineで動かしたMT4でも自動売買には問題なさそうということがわかりました。
んなとこで。

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6月 19, 2012

Mac(OSX Lion)にMT4を入れる一番楽で安くて軽い方法



 Macbook Airを購入したのでこれでMT4を使う方法をいろいろ調べました。

 よくあるのがboot campや仮想化ソフトでwindowsを入れて使う方法ですが、メモリやHDD容量を相当取られるため、下手をするとこっちがメインでLionのほうがついでのような勢いになってしまう。ほかのノートもそうだと思いますけどMacbook AirでOS2つは結構きつい。

そこで軽量だといわれるlinux OSを使うことを考えました。linuxはwineというwindowsソフトを動かせる簡易なエミュレータがあり、MT4以外の贅沢はしないという前提ならなんとかなるかと。とりあえずメジャーOSのひとつubuntuを入れてみたのですが、ソフト本体は軽いけどメモリは意外とバカ食いする・・。またlinux OSを立ち上げてからMT4が開くので起動に少し時間がかかり、MacOSとの一体感もありません。 

次にこのエミュレータソフトwineをmac OS上で使えるようにしたmikuinstallerという国産ソフトを検討。これは軽さでは最高ですが、数年前に開発は終わってていくつか不具合も散見される。コンセプトはいいのにもったいない、と思ってたら同じ発想のplayOnMacというソフトがあったのでこれを使ってみることに。
 結論を言うと結構いい感じです。インストール時は挙動不審ながら、特に不具合も見られません。ソフトの容量もメモリ使用も超軽量。インストールもやたら簡単でなおかつ無料。
 ただ日本語表示はフォントを追加したりしてもどこかしら文字化けが出ます。MT4が海外のソフトなのは好都合で、英語で我慢できれば表示に問題はなくなります。自分はチャート表示用として使うだけなので英語のまま使ってます。

 以下、簡単なインストール手順。 

あとEAの動作に関しては全く確認してません。自分は裁量が好きなのでEAはほとんど使わないし、EAで売買するなら普通にWindowsを使うべきだと思います。



手順はplayOnMacとXQuartzという二つのソフトをインストールし、そのあとMT4をインストール、それだけです。

1:まず playOnMacとXQuartzをインストールします。

 playOnMacのインストール
現在の最新は4.1.1  ダウンロードはこちら

XQuartzが必要なのでこいつもインストール
現在の最新は12.6.1リリースの2.7.2

両方インストールがすんだら、playOnMacを起動し「インストール」ボタンを押すと、インストール可能なフリーソフトの一覧が出ます。

一覧にあるソフトはここからインストールできるのですが、MT4は載ってないので自分でダウンロードします。

 metatrader4のダウンロードはこちら。(または口座開設先からダウンロード) 

2:ダウンロードしたら早速インストールしますが、すでにMT4のダウンローダーのアイコンがplayOnMacの花びらマークになってると思います。
playOnMacはexeファイルがダウンロードされると自動で関連付けするようです。あとはこのアイコンをダブルクリックするだけでplayOnMacが起動しインストールが始まります。
途中、プログラムの名前を聞かれますので好きな名前を入れます。

MT4側のインストーラが立ち上がると文字化けだらけになりますが(笑)気にせず「次へ」ボタンらしきものを押してきます。(この画像では右から二番目)
最後にplayOnMacからエラーの警告表示が出ます。が、読んでる間もなくMT4が起動します。(エラー内容は「wineがクラッシュしたようです。もしあなたのプログラムが起動したならこのメッセージは無視してください。」)

日本語の場合は一部文字化けがあると思います。(画面の左下のタブ等)
一旦登録等はすべてキャンセルしてMT4を終了します。
するとその後ろでplayOnMacのダイアログの続きが待ってます。
MT4内のファイル一覧が出て、どのファイルのショートカットを作るか聞かれます。
terminal.exeを選び「次へ」、ショーカットに名前を付け「次へ」。
もう一度同じダイアログが出ます。これをキャンセルしてインストール完了です。
playOnMacを終了してデスクトップをみるとMT4のショートカットができてるはずです。
MT4を開くときはこのショートカットから開きます。
playOnMac上からも開きますが、基本的にここまでのセッティングをするためのソフトなので、いちいち立ち上げる必要はありません。
MT4自体は先ほどインストールしたXQuartz上で動くことになります。

ショーカットからMT4を開いた状態。
英語表記になってます。ここから言語をjapaneseにしても全面文字化けになります。先ほど曲がりなりにも日本語になっていたのはplayOnMac内に日本語フォントがあるからです。なのでplayOnMacからもう一度MT4を立ち上げるとさっきの日本語表示ができます。(一部文字化けですが)
MT4の上にあるメニューバーを見るとX11という名前が出ています。これがXQuartz(のさらに大元)。この上でMT4が動いてます。

ここで注意なのですがXQuartzをいきなり終了してしまうとMT4の最後の状態を忘れてしまうことがあります。MT4を終了させてからXQuartzを終了、と順を追って終了すると忘れないようです(たぶん)。

ついでにMT4起動時のメモリ使用状態をアップしときます。
真ん中辺にあるX11とその3つ下のwineというのがそうです。両方足して58.6MB。ほかにもあるようですが、ほとんど気にならないレベルの使用状況です。
アプリケーション本体の容量はplayOnMacが440MB、XQuartzは7MBくらい。
ちなみにlinuxOSのubuntuを使ったときは容量5.5GB、メモリ使用2~300MBでした。


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4月 15, 2012

Ustreamで観れるFX情報番組リンク集


Ustreamではいつの間にやらFX関連の番組が激増してます。あまり情報がないので知ってる限り集めてみました。
動画なので気楽に見れる上に内容が濃いものが多く、貴重な情報源であります。
現在のコミュニティ登録者の多い順に並んでます。

ラジオNIKKEI「夜トレ」














上田ハーローFX イブニング・ニュース






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10月 05, 2010

チャートにライン描画まで出来るFXアプリ(iPhoneアプリ)

「Trade Interceptor Forex Mobile 」(app store 無料)

これリリースされて結構経ってるアプリなんですが、全く知らなかった。
国内FXアプリの機能に不満のある方、注文まで出来なくていいからしっかり分析が出来るチャートが欲しいという人には、これはかなり使えるアプリじゃないでしょうか。



Trade Interceptorのチャート表示はシンプル、他のアプリに比べても見やすいチャートです。自動更新、チャートの伸縮自在、過去にもかなり遡れるし基本はしっかりしてます。インジケーターは豊富でパラーメータも自由、そして肝はトレンドラインが引ける!なんとフボナッチリトレースメントまで引けてしまいます。



"Trade Interceptor"はRiflexoという会社が欧州で展開しているプラットフォームのようです。
最初に登録が必要で、下のボタンから無料登録します。期限はないようです。
チャート以外にもニュースや指標カレンダーなども付いてますが、全部英語なので割愛。



インジケーターは37種類。それぞれにパラメータを変更でき、同時にいくつも表示できます。同じインジケーターを異なるパラメータで表示も出来ます。



時間足は1分足から月足まで15パターンも。



インジケーターをいろいろ表示するとこんな感じ。いくらでも表示できるみたいですがやり過ぎるとなんだか分からなくなります。



横にすると画面いっぱいに。シンプルで見やすい。



左下のボタンでメニューがライン描画モードに変わります。
ラインツールはトレンドライン、垂直、水平線、フィボナッチの4種類。
スパナボタンでラインの修正、削除。磁石ボタンを押してラインを移動するとロウソクにスナップ。画像上部にある丸いのは虫眼鏡機能、ラインを引くとき長押しすると現れます。指が邪魔になるので便利です。



これだけ出来て無料ですからもう言うことなしです。今現在では最強のFXアプリだと思います。
iPadでも使えるので、多少ボケますが大きな画面だと普通のパソコン用ソフトと大差ない感覚になってきます。


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