6月 22, 2012

なにやら続々出てくるMac対応を謳うネイティブMT4


playOnMacを使ってMacにMT4を入れたばかりですが、ここのとこ海外のMT4プラットフォームでMac対応MT4を出すところがでてきてます。

Vantage FX
http://www.vantagefx.com/meta-trader-4-for-mac

GO Markets
http://www.gomarketsaus.com/trading-platforms/metatrader4/metatrader-4-for-mac/

自分が唯一持ってる海外口座のpepperstoneでも「Macも可能、詳細はメールで」と書いてあって、詳細を問い合わせてます。
EAにも対応。
ひょっとしてフルスクリーンにも対応できる完璧な環境がMacで実現する?
とりあえず公開してる会社の口座はどちらも持ってないのでVantage FXのデモ口座で試してみました。




デモ口座を申請してダウンロードするとこんなアイコンが。



ダブルクリックして解凍。MT4Macをアプリケーションにコピー。
アプリ容量は252MB。
そして起動させてみると・・・




???・・
なんか見覚えのあるメニューバーが・・・
なんのことはないplayOnMacと同じwine上で動かしてるだけでした。文字化けも治ってません。
アプリの中をのぞくと



全く同じ。
ただ「EAによる取引にも対応」とはっきり書いてあるので、wineで動かしたMT4でも自動売買には問題なさそうということがわかりました。
んなとこで。

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6月 19, 2012

Mac(OSX Lion)にMT4を入れる一番楽で安くて軽い方法



 Macbook Airを購入したのでこれでMT4を使う方法をいろいろ調べました。

 よくあるのがboot campや仮想化ソフトでwindowsを入れて使う方法ですが、メモリやHDD容量を相当取られるため、下手をするとこっちがメインでLionのほうがついでのような勢いになってしまう。ほかのノートもそうだと思いますけどMacbook AirでOS2つは結構きつい。

そこで軽量だといわれるlinux OSを使うことを考えました。linuxはwineというwindowsソフトを動かせる簡易なエミュレータがあり、MT4以外の贅沢はしないという前提ならなんとかなるかと。とりあえずメジャーOSのひとつubuntuを入れてみたのですが、ソフト本体は軽いけどメモリは意外とバカ食いする・・。またlinux OSを立ち上げてからMT4が開くので起動に少し時間がかかり、MacOSとの一体感もありません。 

次にこのエミュレータソフトwineをmac OS上で使えるようにしたmikuinstallerという国産ソフトを検討。これは軽さでは最高ですが、数年前に開発は終わってていくつか不具合も散見される。コンセプトはいいのにもったいない、と思ってたら同じ発想のplayOnMacというソフトがあったのでこれを使ってみることに。
 結論を言うと結構いい感じです。インストール時は挙動不審ながら、特に不具合も見られません。ソフトの容量もメモリ使用も超軽量。インストールもやたら簡単でなおかつ無料。
 ただ日本語表示はフォントを追加したりしてもどこかしら文字化けが出ます。MT4が海外のソフトなのは好都合で、英語で我慢できれば表示に問題はなくなります。自分はチャート表示用として使うだけなので英語のまま使ってます。

 以下、簡単なインストール手順。 

あとEAの動作に関しては全く確認してません。自分は裁量が好きなのでEAはほとんど使わないし、EAで売買するなら普通にWindowsを使うべきだと思います。



手順はplayOnMacとXQuartzという二つのソフトをインストールし、そのあとMT4をインストール、それだけです。

1:まず playOnMacとXQuartzをインストールします。

 playOnMacのインストール
現在の最新は4.1.1  ダウンロードはこちら

XQuartzが必要なのでこいつもインストール
現在の最新は12.6.1リリースの2.7.2

両方インストールがすんだら、playOnMacを起動し「インストール」ボタンを押すと、インストール可能なフリーソフトの一覧が出ます。

一覧にあるソフトはここからインストールできるのですが、MT4は載ってないので自分でダウンロードします。

 metatrader4のダウンロードはこちら。(または口座開設先からダウンロード) 

2:ダウンロードしたら早速インストールしますが、すでにMT4のダウンローダーのアイコンがplayOnMacの花びらマークになってると思います。
playOnMacはexeファイルがダウンロードされると自動で関連付けするようです。あとはこのアイコンをダブルクリックするだけでplayOnMacが起動しインストールが始まります。
途中、プログラムの名前を聞かれますので好きな名前を入れます。

MT4側のインストーラが立ち上がると文字化けだらけになりますが(笑)気にせず「次へ」ボタンらしきものを押してきます。(この画像では右から二番目)
最後にplayOnMacからエラーの警告表示が出ます。が、読んでる間もなくMT4が起動します。(エラー内容は「wineがクラッシュしたようです。もしあなたのプログラムが起動したならこのメッセージは無視してください。」)

日本語の場合は一部文字化けがあると思います。(画面の左下のタブ等)
一旦登録等はすべてキャンセルしてMT4を終了します。
するとその後ろでplayOnMacのダイアログの続きが待ってます。
MT4内のファイル一覧が出て、どのファイルのショートカットを作るか聞かれます。
terminal.exeを選び「次へ」、ショーカットに名前を付け「次へ」。
もう一度同じダイアログが出ます。これをキャンセルしてインストール完了です。
playOnMacを終了してデスクトップをみるとMT4のショートカットができてるはずです。
MT4を開くときはこのショートカットから開きます。
playOnMac上からも開きますが、基本的にここまでのセッティングをするためのソフトなので、いちいち立ち上げる必要はありません。
MT4自体は先ほどインストールしたXQuartz上で動くことになります。

ショーカットからMT4を開いた状態。
英語表記になってます。ここから言語をjapaneseにしても全面文字化けになります。先ほど曲がりなりにも日本語になっていたのはplayOnMac内に日本語フォントがあるからです。なのでplayOnMacからもう一度MT4を立ち上げるとさっきの日本語表示ができます。(一部文字化けですが)
MT4の上にあるメニューバーを見るとX11という名前が出ています。これがXQuartz(のさらに大元)。この上でMT4が動いてます。

ここで注意なのですがXQuartzをいきなり終了してしまうとMT4の最後の状態を忘れてしまうことがあります。MT4を終了させてからXQuartzを終了、と順を追って終了すると忘れないようです(たぶん)。

ついでにMT4起動時のメモリ使用状態をアップしときます。
真ん中辺にあるX11とその3つ下のwineというのがそうです。両方足して58.6MB。ほかにもあるようですが、ほとんど気にならないレベルの使用状況です。
アプリケーション本体の容量はplayOnMacが440MB、XQuartzは7MBくらい。
ちなみにlinuxOSのubuntuを使ったときは容量5.5GB、メモリ使用2~300MBでした。


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