10月 13, 2014

Pepperstone終了、さてどうするか?


長らく愛用していたPepperstoneが日本在住の顧客サービスを12月末で終了するということで、移転先をいろいろ模索しておりました。
他の海外業者を物色してみたんですが、いろいろ問題は複雑です。

まず今回の決定は日本の金融庁とオーストラリアのASICとの取り決めから来ているので、ASICから認可を受けてる業者(オーストラリアの業者)は遅かれ早かれ右へ倣えになる可能性があります。(Axitraderはすでに日本へのサービスを中止している)
また他の国もこの先日本人締め出しがないかどうかわかりません。


とりあえず他の国の業者ってどこがあのるかというと、選択肢はほとんどなくニュージーランドかキプロスくらいなんですね。一体いつの間にこんなに世界が小さくなったんでしょう。それだけグローバルな営業に対して制限が掛かってる。
ともかくキプロスはちょっと気が引けます。いくら業者はしっかりしてても土台の国家が不安定では話になりません。キプロスショックはまだ去年の話です、警告されてるブログもありました。
因にいまキプロスのXMが目立ってますが、ここが幅を利かせてるのは紹介報酬が他よりデカいから、という話だったりします。まあ営業熱心なんですね。

ではニュージーランドならいいのかというと、この国もポリシーあってのことではなくて単に規制が遅れてるだけなんですね。
「海外業者がニュージーランドで登録するプロセスが寛容である事から、同国が多くのブローカーのホームとなりつつあるため新ガイドラインは、同国のリテールFX界の抜本的改革が見込まれている。」
それで世界から有象無象が集まってくると。
規制が整備された暁には日本人向けサービスはやはり中止されるかもしれません。

金融大国のアメリカはなにしてるんだ?と思ってたら、年々締め付けが強くなってるようで今では世界一規制の厳しい国になってるようです。理由は共和党から民主党のオバマになり政策が変わったことから、共和党寄りである金融関係に圧力が掛かり続けているようで、アメリカのブローカーはひん死の状態なようです。逆に民主寄りのIT関係ではオンラインカジノの合法化まで進められてたり、なんともむちゃくちゃですね。(日本のカジノ法案もその延長かな)結果、国内ブローカーは海外へ逃げ出すことになりキプロスなどに集まると。アメリカは利用者側への締め付けも厳しく実質国外での取引は出来ない。FXDDでさえ母国のサービスは売却し他国向けだけになってます。

どおりでクリックが世界一になるわけです。

んで、もうすぐ政党は交代するかもしれませんが(笑)アメリカがこのままのうちはこの流れは世界的な流れでしばらくは変わらないような気がします。
どこの海外業者を選んでもいつまで続くか分からないし、比較的堅実な会社から順に規制下に入るのは目に見えてます。
余力のある会社はさっさと各国に法人を作りその国の業者としての営業を選ぶんだろうなと。

とりあえずしばらく様子見で、一旦国内に戻ってアルパリかoandaに口座を確保しようと考えてます。レバレッジはともかくMT4が継続できるということで。
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