12月 10, 2021

[賃貸一戸建てDIY] 押し入れのパソコンテーブル化





うちは築50年超えの純和風賃貸家屋です、押し入れがいくつもあり、今回そのひとつをパソコンテーブルとして改造しました。
押し入れはまる一畳分くらいあるのでこれを利用すると部屋のスペースは随分変わります。

材料は以前になんちゃってフローリングを作ったときの無垢材を再利用。引っ越しのときまるごと持ち込んだ。
これによって大半の材料はタダにできます。


割といい味が出てるので捨てがたい床板。自力で色んな色に染めてあります。薄い杉板なので何かと使い勝手がいいです。

押入れの壁部分は一枚200円のプラスチックダンボールを白く塗ってタッカーで貼り付け四面を覆う。
一応賃貸なので極力跡を残さない方向で考えます。




正面からの図。床板を天板代わりに敷き詰め、手前と奥で段差をつけてあります。奥はそのまま本などを並べられるように。
モニタは奥の段差の上に設置。モニタには足があるのですが、穴を開けて段差の中に隠れるようにしてある。
配線類は段差の中を通っているので外からはほぼ見えない仕様。
パソコン本体は押入れの下段に。



モニタの足は結構大きいので先端だけはみ出してます。段差の中をいつでも覗けるように取手を付け取り外し可能にする。



モニタの上の壁に張り付いてる横長の棒は照明。内側にLEDテープを貼り付けてあり間接照明になります。これも床板を切っただけのもの。



押入れの内側を見上げたところ。照明のスイッチは特に付けず、押入れ上部の隠れた所に人感センサーを取り付けて、椅子に座ると自動で点くようになってます。




点灯するとこんな感じ。壁に貼ったプラダンがわずかに浮いてるので反射した光が波打ってみえます。これは誤算。




照明のアップ。細長い板3枚を貼り合わせたものを壁に引っ掛けてある。
配線は壁のプラダン内側を通ってるので見えない。


内側はこんなかんじ、斜めにカットした木材を壁側と照明に貼り、重ねると引っかかるという単純構造。軽いのでこれもタッカーのみ。いつでも取り外せる。





右側面には正方形が連なった棚を作る。これもまた床板の再利用。
釘は使わず、クロスした部分はトリマで板の半分まで溝を彫りそれぞれはめ込んである。



よく見ると結構雑な作りです、でもこういうのはそれも味と感じるので。

押入れを机代わりにすると問題なのは普通の机より少し高くなってしまい、大抵の椅子はそのままでは合わない。これを解決するには高さが変えられる椅子を用意するか床を嵩上げするしかないんですが、これはまだ解決できず思案中です。






これは作業途中で脇道にそれて作ったトイレのタオル掛。
作ったというか余ってた自転車のギアと錆びたチェーンを短くしてぶら下げたもの。
自転車パーツはオブジェになりそうなものが多くて考えればもっと作れそうなんですけどね。。











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12月 03, 2021

[賃貸一戸建てDIY] 小さな一戸建てに引越したのでいろいろ作ってます

今までマンション・アパートばかり住んでましたが、今回初めて戸建ての賃貸に引っ越してみました。
小さな平屋で推定築60年のボロ屋ですが、大事なところはリフォームされていてまずまず快適です。
戸建てのいいところは曲がりなりにも外の敷地があるということ。なにかちょっとした作業をしたいときにこの空間が非常に便利です。マンションのベランダとは比較になりません。
家賃も古くてよければマンション・アパートとたいして変わらない、居住空間を考えれば安いくらい。


今回はのんびり半年くらいかけて探した場所になりますが、最近は空き家問題が都内周辺にも現れてるのか、探せば安い戸建てがいくつも見つかります。






玄関前。一応東京近郊ですが外の風景は超絶のどか、というか鬱蒼とした原っぱになってます。




ここにも家が建ってたそうなんですが地主さんが取り壊して木を植えたんだとか。
ちなみにこの原っぱは物件の敷地ではありません、一応建物の周りだけがフィールドです。

この家はちょっと奥まったところにあり、家の出入りは畑のあぜ道のようなところを通って入ります、他に家はないのでほぼ自分専用の道。





最初は土の上にコンクリートの板が並べられてるだけだった玄関前の道。街灯もないので夜は真っ暗になります。なんともみすぼらしいので、とりあえずここからなんとかしたい。


まずコンクリート板を全部移動して除草シートを敷きました。その上に砂利を敷き詰めます。おそらくほっとくと雑草が生え放題になるのと、砂利が地面に埋もれてしまうのを防ぐための策です。
この段階でもう既にぐったりで、はやくも長期戦に持ち込むこととなりました。

材料はどれも重いので近場のホームセンターで調達。
砂利は一袋200円くらいですが、大した面積でもないのにいくらあっても足らない。重いから何日ににも分けて徐々に買い足してます。








現在の状況。コンクリート板の周りにレンガを並べ道らしくする。モルタルで固定するかは思案中。必要なレンガの量はなんだかんだで200個近く、これも重いので徐々に買い足しては繋げてます。
季節的に周りの砂利は落ち葉で埋もれ始めてます。



Amazonで見つけたウッドデッキなんかに埋め込んで使う屋外用のLED照明。小さなライトが長いコードで繋がってます。
これを地面に埋め込む。


ライトに竹串をくくりつけて


コンクリート板の合間々にぶっ刺していく。




ライトは見えない程度に白砂利で埋める。
昼間は砂利で見えない状態になり、ライトが点くと白石は光が透けるので割といい感じ。
レンガで脇を固めてなるべく靴で踏みつけないように面積を小さくしてます。



玄関すぐ脇に鎮座していたエアコンの室外機が気になっていたので板で室外機カバーを作る。1x4を適当に切って組み立てたやっつけ仕事ですが色を塗ればそれらしくなる。そしてさらにこの内側を屋外用の電源ターミナルとして使います。外で使うライトやセンサーの電源をここに集めて雨を防ぐという算段です。

洗濯機は外に置くという昭和初期な仕様なのでこの家にはそれ用の外部電源があります。そこから延長コードで電源を引っ張ってきます。


後付けの明かりセンサーを途中に噛ませて日が沈むと点灯するように。これも室外機カバーの中に取り付ける。



ライトは安価な中華製なので防水性が不安でACアダプタの中を調べてみたら、コーキング材をびっしり詰め込んであった。これでも不安なので細かい隙間を更にコーキングしたあと地中に埋める。





夜になると一応道は示せてるんですが、他に照明が全く無い真っ暗闇なのでこれだけではまだまだ足りないみたいです。

半年ほど経ちましたが、今のところ度重なる土砂降りの日をものともせず照明、センサーとも問題なく動作してて一安心。


このあと玄関前とレンガ道の先に門柱灯のようなものを作ってみたいと思ってます。



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