8月 29, 2014

8月 27, 2014

8月 26, 2014

8月 25, 2014

8月 23, 2014

8月 22, 2014

『Dog』

スージー・テンプルトンの名を一躍有名にした2002年Royal Art of College卒業制作作品。
人形アニメとは思えない生々しい造形と表現で世界中から夥しい数の賞を受賞しています。

少し台詞があるのですが字幕がないので簡単な解説。
あらすじは少年の母が死んだところから始まり、飼っていた老犬の具合が悪くなって・・というお話です。
父は寝ている少年に「安らかな最後だった、母さんはいつもお前のお前のそばにいる」と慰めます。その後老犬の具合が悪くなりますが、その翌朝「安らかな最後だった、苦しまずに逝ったよ」「ママみたいに?」という会話で終わります。



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8月 21, 2014

「佐々木昭一郎」約20年ぶりの最新作、しかも映画デビュー作品!

NHK再放送で「四季ユートピアノ」を始めて観たとき、そのままテレビの前に釘付けになり親から怒鳴られた記憶があります。死ぬまで頭から抜けないだろう映像作品の一つ です。エミー賞を初めとして数多くの賞を獲得していますが、今ではビデオ販売もなく伝説のドラマとなってしまってます。
以前なにかで「盲目の視聴者から感動のファンレターをもらった」という逸話を読みましたが、この監督はそれほど音のイメージにもこだわった作品を作り続けた人です。

 その佐々木昭一郎の最新作であり映画初監督作ミンヨン 倍音の法則が10月11日よりロードショー公開だそうです。ロードショー?ほんとに??
映画進出の話は昔からあって長い間待ち望んでいた時期もありましたが、御年78歳・・
この方は役者を使わない事にもこだわった人です、台詞は棒読みです。宮崎駿も声優を使わなくなりましたがブレッソンじゃないけどこういう方向へ帰結するんでしょうかね。

twitter: https://twitter.com/harmonics1011
facebook: https://www.facebook.com/pages/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%A8%E3%83%B3-%E5%80%8D%E9%9F%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87/518417708283911

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「Harvey」 再投稿


2000年制作のホラー短編「Harvey」。ただのホラーではありません、人間の孤独と愛が(本当に)痛いほど描かれているなかなかの秀作。
監督はPeter McDonald。ジェーン・カンピオンなどが在籍していたオーストラリアの有名な映画学校、AFTRSの卒業制作として作られた学生映画。


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8月 20, 2014

Takagi Masakatsu「Girls」(再投稿)


高木正勝の作品「Girls」です。
映像と音楽両方を手がけるミュージシャン兼映像クリエイター。世界的映像フェスの一つ「RESFEST」で2006年世界の10人のクリエーターに選ばれています。

編集ソフトでただただベタなエフェクトかけてるだけのようにも見えるんですが、音と映像の融合にセンスの良さを感じます。もやもやした映像と色彩にいつまでも見入ってしまいます。

この作品はPVとは違います。音楽に映像を付けたものではなく映像に音楽を付けたものでもない、「音楽と映像を使った作品」です。実はこういう作家はいそうでいません、映像音楽両方で表現できる高いセンスを持ち、それを織り込んだ作品を作れる人。このバランスこそが作品を昇華させているのですが、そういう作品は滅多に現れません。

YouTubeで見るのはきびしいですが、それでも惹かれるものがあれば一つDVDで鑑賞してみてください。



http://www.takagimasakatsu.com/
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8月 19, 2014

イゴール・コヴァリョフ(igor kovalyov)の作品 (再投稿)

ロシアのアニメ作家イゴール・コヴァリョフのサイトを見つけたのでアップ。
igor kovalyov: http://www.igorkovalyov.com/

シュールで緊迫感があり、かつユーモアのある独特な映像とリズム、ロシア的なテイストも入りどこにもない強烈な個性を持つ作家です。ストーリーは一見無いようなかんじですが、独自の論理によって何かが(笑)展開しています。
広島国際アニメーションフェスティバルでは2006年に短編「ミルク」(Milch)でグランプリ。

どれも画質はイマイチですが参考までに。



「Hen,his wife」
 Henは雌鳥のこと、雌鳥が奥さんなわけです。設定も謎なら展開も謎、ちょっとカルチャーショックを感じるくらいの独特な世界観、にもかかわらずセンスの良さは随所で感じます。



フライング・ナンセン(Flying Nansen)
これも説明できません。個人的には名作クラス。



広島国際アニメーショングランプリの"Milch"
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「Madame Tutli-Putli」(再投稿)

「マダム・トゥトリ・プトリ」と読みます。
アカデミー賞もアヌシーもノミネートされたにもかかわらずスージー・テンプルトンに持っていかれ、なんとなく大きな賞の無い作品ですが、一度見ると頭に残る何とも言えない情感を持った作品です。(2007年のカンヌの批評家週間ではGrand Prix Canal + du meilleur court métrageという賞を取っています)
ストーリーはありそうで結局何もないのですが、ただ主人公の女性の心の揺れの表現が秀逸で、きめ細かい動きと表情で引き込まれていきます。
カナダ国立映画制作庁(NFB)が制作、監督はChris Lavisと Maciek Szczerbowski、これが第一作目だそうです。
目だけ実写をはめ込んだことで賛否両論となった作品。


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8月 18, 2014

富士山頂写真

富士山頂にしばらく滞在できる機会がありましたので、撮りためた写真いろいろ。


富士山はなかなか天気が安定せず数時間置きにコロコロ変わる気候ですので、いい写真が撮れるかはかなり運に左右されます。


星空は非常に明るいので都心での天体写真の感覚でいくと失敗します。


カメラはオリンパスの古いマイクロフォーサーズでレンズも標準のもの。



富士山でいい写真を撮ろうと思うなら魚眼レンズか望遠の両極が面白いと思います。
その他の写真→ flickr
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