1月 18, 2018

賃貸の簡易な床に無垢フローリング材を敷いてみた

いつか試そうと思いつつ先延ばしにしてましたが、このところの底冷えする寒さに押され半ば衝動的に買ってしまいました、これ。


長さ2m弱、幅16cmの無垢の格安杉床材30枚。
これでおよそ6畳分、重量にして50kg弱。
とても一人では持ち上げられませんが、運送のお兄さんは一人で担ぎ上げて階段で2階まで届けてくれました。これで送料無料ですからね、恐縮してしまいます。

うちはよくある塩ビの床なのですが、これをカーペットやジョイントマットのように床上に敷き詰め、無垢フローリング化しようと思います。

無垢材というと普通は高価なので、安直にジョイントマット代わりにするような値段ではないですが、探せばいろいろあるものです。

今回のは訳ありのアウトレット材、30枚分(約6畳)で14600円。
購入は楽天のこちら
1㎡あたり1600円ほどなので、これならちょっとしたカーペットなみ、木材でいうと安価なSPFと同等。
厚さは11mm。床材としては薄めですが、カーペット代わりとしてはちょうどいい。

ちなみに訳ありとは表面の見た目について。節がやたらとあったり、色がまだらだったり赤く焼けていたり、普通ならクレームがつきそうな部分を寄せ集めて格安販売してるものです。
そんな訳ありでも無垢材は無垢材、見た目は塗装でカバーしてそれなりのフローリングに仕立てようという目論見です。



ちょっと並べてみた。訳ありと言うほど悪くないけど、節穴を埋めた後や赤く焼けたようなものなどは結構チープ感がある。境目はピッタリ。杉板なのでフローリングというよりやはり和風の空間に合いそうな感じ。なんかの道場とか古い旅館の廊下みたい。


ちなみに床材というのが普通の板とどう違うかというと、板の両端に凹凸の加工がしてあり、板と板をはめ込んでいくことで隙間なく床ができる仕組みになってます。伸縮で起きる隙間を少なくし反りを抑える役目にもなります。


左右にある凹凸が実(さね)と呼ばれる床材の加工。これで板と板をジョイントしていきます。板の裏側中央に二本の溝が彫ってありますが、これも反りを減らす目的のようです。


で、この床材をどうやって現状の床に貼っていくかというと、本来は釘で固定しなければいけないものですが、固定はせずよくあるアルミの保温シートを敷いてその上から接着剤で貼り付けていく、という計画です。多少は保温も期待できるし地の床の保護にもなる。

問題は、無垢材なのでとにかく反るし、伸縮する。それによって隙間ができたり、浮き上がったり、固定しないことでずれ出したり、ということがどれくらいあるかということ。
それが許容範囲ならいいわけですが。
部屋全体にきっちり敷き詰めるのでズレることはあまりなさそう、自重もあって以外に安定するんじゃないかと。反りや隙間は実でジョイントされた床材が抑えてくれることを期待。
厚さ11mmはこれ以上厚いとドアに当たってしまうのでどうしようもない。ただ正直、反りが起こったら踏んづけるだけでバキッとやってしまいそうな気がしなくもない。


その他の材料。


100均で見つけた一袋2畳分あるアルミ保温シート。一個300円。
これを下に敷き詰め、貼り付ける。


今回の作業に使う意味があるのかどうかわかりませんが施工用のウレタン樹脂系ボンド。普通のボンドと違って木材の伸縮やきしみにも柔軟に対応してくれます。
それと養成テープ。

作業は基本的に切って並べるだけ、厚さ1cmだとカットもサクサクで特に考えることもない(今のところは)。



残る問題は塗装。これがうまくいかないと気合を入れて無垢材を買った意味がない。でも、元が元だけにやはりというかこれがなかなか思ったようにいかない。
よくあるオイルステインなんかを使うと、地の赤みが強調されて妙に赤っぽいヘンテコな色になる。訳あり木材では、ワトコを塗っとけばイメージ一変!なんてことにはならない。

この塗装をどうするかでなんだかんだ3週間くらい試行錯誤してました。
安易な塗装ならやらない方がいいかもしれない、塗装に凝るとしても面積が広いので一枚一枚こだわったエイジングとかはやってられない。ざっと出来て且ついい風合いを出せる方法がいる。

塗装に関しては次回まとめようと思いますが、結局試行錯誤の末の妥協案として作ったのがこの複数パターン。


一つの塗装で風合いを出すのは断念、少しづつトーンを変えたパターンを作りそれをランダムに並べることに。

一枚一枚はそれなりでも全体として見るといい味に見える(かも)、という策略です。

いろいろ組み合わせを考えてみる。

さじ加減一つで暗いトーンにも明るいトーンにもなる。気に入った組み合わせを元に色別に枚数をざっくり決め、あとはパターン通り塗って研磨の繰り返し。

ある程度数が揃ったら並行して貼り付け作業。


アルミ保温シートを敷き詰めておいて、塗りながら並べ、並べながら組み合わせを考える。

ボンドについては、実(さね)同士を接着しないほうがいい(木材の伸縮を妨げるため)ということで、結局使用しないことに。保温シートと接着する意味もあまりない。
唯一玄関口だけは外れやすいので、3枚の板を最初から接着して保温シートにも接着しました。


壁伝いにコードを這わせてるので、配線はそのままに板の角をカット。


最初アルミシートはただ敷いただけでしたが、途中からびっちりテープで貼り付けることに。仮に不測の事態があった時、この方が掃除しやすいことに気づいたので。(実際コーヒーぶちまけた)床材も接着してないのでいつでも取り外せる。
ちなみに固定してしまう通常の無垢床って何かこぼした時どうすんでしょうね?



特に大きな問題もなく着々と作業進行。写真に撮るとコントラスト高めになりますが実際はもう少し落ち着いた色。

反りに関しては作業中から既に始まってましたが、実をジョイントして何枚もつなげた状態にしておくと思惑通りかなり抑えてくれます。さすが床材、実の力は大きいです。

最後の一列は部屋のサイズに合わせて板をカット、の予定がラッキーなことにほぼピッタリでカットの必要もなく敷き詰め完了。最後の隙間は1cm弱、季節的にいまが一番縮んだ状態でこれから膨張してくることを想定するとちょうどいいんじゃないかと。
一応板を小さくカットして隙間にかませておきます。


大体敷き詰めが完了した状態。
色合いは途中からだんだん適当になり、いいのか悪いのか。頭がマヒしている。
少なくとも道場みたいな床よりは面白いかと思う。


床の上に敷いただけの無垢材、反りやきしみは今のところ許容範囲。隅のあたりとかフカフカと浮いたかんじになるかと思ったが、それも特になし。別段元の床と大差ない。実のジョイントのおかげで全体によく収まっているかんじ。
季節が変わって伸縮し出すとどうなるか。

とりあえず終わらせたが、全く問題なかったかというとそういう訳でもなく、

隙間、わずかに短い・・

端材のつぎはぎ・・

これだけ目一杯、ほとんど無駄にすることなく床板を使い切ってもまだ50cmほど足りない。
おしい・・
あとはもうホームセンターでなんとかするしかないですね。



以前作った3000円のはしご型自転車ラック。このはしごも作ってから半年以上経ちましたが特に歪んだりすることもなく未だ健在、なかなか頑丈。何度か軽い地震も来ましたが安定感は微塵も揺るがず。

あと残るは玄関ドア前の床板。ブツッと途切れたままなので、やはり何かしら框を作ろうと思います。
ただその前に生活しづらいので保護用のワックスを決めて早くかけてしまわないといけません。


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